VEGA 1925年製 テナーバンジョー Vintage 17フレット

Vegaの1925年製のテナーバンジョーです。

【愛着があるので説明長くなります、すみません！】

①17フレットのショートスケール&オープンバックということで、かなり取り回しの良いバンジョーです！

ネックに変な反りもなく楽器としてのコンディションは良いかと思います。約100年程経っていることもあり、もうそうそうネックが曲がったりすることはないかと思われます。

②ヘッドはヴィンテージ特有の本革のヘッドで、一般的なプラスチックのヘッドが張られたバンジョーと比べると、ミドルがしっかりとした太めの音が出ているように思います。(ネックとリムの密度もあるような感じで、それも貢献しているのだと思います。)

③ブリッジはオリジナルのものから、アメリカのブリッジ職人(Legendだそう）、Jim Farquhar氏のものに替えてあります。アメリカのショップに交渉して譲っていただいたもので、ご年配につき生産が終了されているものです。

オリジナルブリッジのほうが、パキッ&カラッ、とした明瞭な音が出ていたのに対して、交換後はよりミドルとベースが出るようなネチッと芯のある音に変わった印象です。どちらも良い音なので弾かれるジャンルに合わせて変えてみてはいかがでしょう。

④Vegaなどのビンテージバンジョーは、弦同士の幅は現行のものと違うので、日本で合うブリッジはまず見つからないかと思います。
(ですのでバラ売りもOKです。)

⑤現在は、アイリッシュチューニングでGDAEにしてありますが、元々はCGDAのジャズのチューニングだったようです。

所有している間に、指板/ナット/ブリッジ/ペグなど、フルでメンテナンスを行っているので演奏性は高いかと思います。
(ペグはストレートかつギア比1:1なので慣れは必要ですが、弾いてると不思議なものでチューニングが整ってきます。結構そこに愛着があります...海外のサイトを読み漁ると、ギアを噛ませてないほうが音が良いという方もおられました。)

(恐らくオリジナルの）ハードケースがつきます。写真の通り錆がありますが、問題なく使えるようです。私はエレキギター用のソフトケースを流用していましたので、お付けしておきます。

- 本体
- ハードケース
- オリジナルと交換後ブリッジの2つ
- ソフトケース

ブリッジ不要な場合は値下げ検討します

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